創業融資を成功させるためには、創業融資の特徴をしっかりと把握する必要があります。創業融資の最大の特徴といえば、これから事業を始める事業者であっても融資の可能性があること、つまりは、融資申請時には実際の売上が0でも問題ないわけことです!
しかし、金融機関や保証協会は売上が0でも融資の可能性の有無を判断しているのです。では、金融機関は、どのようなことをもって事業実績のない創業者の融資を判断しているでしょうか?この金融機関の融資判断の重要ポイントを把握できれば、融資獲得にむけた準備がしっかりとできるようになります。そこで、今回は金融機関の創業融資の判断の重要ポイントとその対応策について説明していきます。
金融機関の融資判断の重要ポイント
日本政策金融公庫、メガバンク、地方銀行、信用金庫、信用組合、保証協会のいずれの金融機関であっても、融資判断をする際に一番重要としていることは、『この会社または個人へ融資したとして、しっかりお金が返ってくるか!?』ということです。
それはそうですよね!自分が知り合いへお金を貸すことを想像してみてください。返してくれるあてのない人へお金を貸す人はほとんどいないと思います。
それでは金融機関は、事業実績もない創業者に対して、『この会社または個人へ融資したとして、しっかりお金が返ってくるか!?』ということを何をもって判断しているでしょうか?それは次の2つの視点から主に審査し判断しています。
「1.事業の将来性や成功確率の高さ=融資の返済が確実にされるか!?」については、主に事業計画書によって審査しています。そのため、事業計画書にてゼロから始めた事業がしっかりと軌道にのり、長く続くことを証明する必要があります。
また、「2.代表者はどのような人か=信用できるか!?」についても不可欠な要素になります。いくら事業はうまくいく可能性が高いと判断しても、事業を実際に経営する人が経営者として相応しくなかった場合には、金融機関としては融資はできません。この点については、面談、自己資金、代表者の経歴などによって審査しています。そのため、信用に足る人物であることをうまく伝える必要があります。
次回、次々回にて上記2点を具体的に説明していきたいと思います。
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